カビ除去スプレーの選び方ポイント|種類や成分を解説

カビ除去スプレーは成分で比較しよう

一口にカビ取りスプレーと言っても、成分や特徴によって種類がいくつかあります。

用途や使う場所、ご家庭の事情(小さな子供や高齢者がいる等)に合わせて適切な製品を選ぶことが大切です。

ここではおもなカビ取りスプレーのタイプと、選ぶ際のポイントを紹介します。

塩素系と非塩素系カビ除去スプレーの違いとは?

市販のカビ除去スプレーは大きく分けて塩素系(次亜塩素酸塩が主成分)と非塩素系に分類可能です。

塩素系カビ除去スプレーは強力な漂白・除菌効果があり、黒カビなど頑固な汚れを落とす力に優れています。

浴室のタイルやゴムパッキンに生えた黒カビ退治には塩素系が最適で、一度で真っ白に漂白する効果も期待できます。

ただし、刺激臭が強く、人体への影響も大きいため取り扱いに注意が必要です。

一方、非塩素系カビ除去スプレーはアルコールや界面活性剤、有機酸(酢酸・乳酸など)、防カビ剤などを使ったタイプで、臭いがマイルドで塩素のツンとした臭気が苦手な方でも使いやすいでしょう。

また、色物の壁紙や衣類、木材など塩素系では使えない素材に使用できる製品もあります。

ただし、塩素系ほどカビを分解・漂白する力は強くないため、黒ずみが完全には取れない場合もあります。

カビそのものは除去できてもシミが残るケースでは、素材を傷めない範囲で何度か繰り返すか、後で漂白剤を使う、あるいはプロに任せるといった対策が必要になるでしょう。

家族構成に配慮したカビ除去スプレー選び

ご家庭に小さなお子様や高齢の方、化学物質に敏感な方がいる場合は、安全性が高い製品を選ぶことが何より重要です。

たとえば、塩素を一切使わず発酵乳酸を主成分としたカビ取りスプレーなどは、刺激が少なくマスクや手袋なしでも使えるとされています。

乳酸は人体への影響が少ない有機酸の一種で、食品にも含まれる成分のため安心感があります。

ただし「手袋なしでOK」と謳われていても、カビ掃除そのものはカビの胞子を舞い上がらせる行為です。

念のためマスクを着用し、作業後は部屋の換気と手洗いを行いましょう。

その他にも、天然由来成分配合(重曹やクエン酸、ティーツリーオイルなど)のカビ除去スプレーも市販されています。

こうした製品は塩素系独特の刺激臭が無い反面、即効性や除去力の点ではやや穏やかです。「子供部屋や台所など、強い薬剤は使いたくない場所でカビを見つけた」という場合には、まずはアルコールスプレー(エタノール濃度70%以上のもの)や逆性石鹸(塩化ベンザルコニウムなどの消毒液)で試してみるのも1つの手です。

アルコールや逆性石鹸は比較的安全にカビを殺菌できますが、揮発しやすいため効果を発揮しづらい欠点もあります。

使用時は十分な量をカビに浸透させ、何度か繰り返すことで軽度なカビなら対処できるでしょう。

いずれにせよ、家族の健康を第一に考えるなら「強さ」だけでなく「安全性」で製品を選ぶ視点が欠かせません。

防カビ効果も検討する

カビ除去スプレーで一度カビを綺麗に落とせても、また同じ環境では再発してしまうことも珍しくありません。

製品によっては防カビ剤入りで、掃除後の表面に拭き残しすることでカビの再繁殖を抑えるタイプもあります。

浴室用の燻煙型防カビ剤(煙や霧を発生させて浴室全体に防カビコーティングする製品)なども市販されていますので、繁殖しやすい梅雨前に使っておくのも良いでしょう。

ただし、防カビ剤も化学成分なので、小さいお子さんやペットがいる家庭では成分をよく確認し、安全と感じられるものを選んでください。基本は除去した後に予防することがカビ対策の要です。

除湿機や換気扇の活用、こまめな清掃と乾燥もあわせて行い、環境から見直すことも忘れずに。

カビ除去スプレーで効果が出にくい場合は専門業者に依頼を

ここまで家庭でできるカビ対策について述べてきましたが、状況によってはカビ取りのプロに任せることも検討すべきケースがあります。

カビが建材の内部まで染み込んでいて市販スプレーでは表面しか落とせない、何度掃除してもすぐ再発してしまうなどの場合は、プロに任せた方が安全かつ迅速にカビを除去できるでしょう。

また、カビが生えている面積が広範囲(天井一面や部屋中の壁など)に及んでいたり、先述のように住人の健康上の理由で自力での除去が困難だったりする場合は、専門業者を頼るべきだといえます。

専門の業者であれば、カビの菌種特定から原因箇所の調査、適切な薬剤選定、徹底した防護の上での除去作業まで一括して行ってくれます。

再発防止のコーティング施工を行ってくれる業者を選べば、根本解決につながるでしょう。

住宅だけでなくオフィスや施設で発生したカビは、衛生管理の観点からも早急な専門対処が必要です。

広い面積や業務用エアコン内部のカビなどは個人では手に負えませんので、プロの力を借りましょう。

そして何より、「スプレーで掃除してもカビ臭が消えない」「黒ずみが取りきれず困っている」といった場合は、早めに信頼できるカビ取り業者に相談することで時間と労力の無駄を防げます。

神奈川にある自宅・オフィス・施設でカビ除去スプレーが効かない場合はアイペックにお任せください。

アイペックは神奈川県藤沢市に本社を置き、特許技術と専門薬剤を駆使した高度なカビ除去・防カビ施工を提供するカビ対策のプロフェッショナル企業です。

自分では落としきれない頑固なカビも、プロの手にかかれば安全かつ徹底的に除去し、再発しにくい環境まで整えます。

カビにお困りの際は、一人で悩まず専門家の力を活用して、清潔で安心できる住環境を取り戻しましょう。